湖北乗鞍岳
快晴の雪山歩きは最高でした。暖かく風もなく、多少黄砂が飛んでいましたが、遠く白山連峰まで見ることができました。国境のスキー場の北側にあるリフトが止まっていましたので、邪魔にならないようゲレンデを傷めないように極めて端っこを歩き尾根に取り付きました。その途中でゲレンデが見えましたが、ボーダーたちが楽しそうに滑っている直ぐ側を、ワカンで歩いて登っている登山者たちの光景が、彼らにはどのように見えていたのでしょう。山頂でランチ後、急斜面を安全に下山するための雪山技術、キックステップダウンをしばらく練習してから下りました。途中、45度の急斜面に差し掛かり、ワカンで下りますが、初心者にはやはり恐怖心があり、思い切り体重を乗せてキックステップダウンできないので滑りやすく苦労していました。やはり雪山も人生も思い切りが必要です。写真の一番左が私のワカン跡、真ん中がH女史、現在進行形がI女史。大胆に雪面を砕くように垂直に体重を乗せて踏み込みます。右端の足跡は登りです。