ブナの巨木

雨の日のブナは凄い。上空いっぱいに広がった枝葉に降り注ぐ雨粒が葉っぱから枝を伝い、すべてが幹に集められる。幹を流れる雨水は下部で一箇所に集積され、まるで滝のように地面に落ちる。それを掌で確かめようとするが一瞬で弾かれるほどの水圧である。更に驚くことに地面に注ぎ込むすべての水は地表面に広がることなく根元に消えるように吸い込まれてゆく。

その仕組は、大量に降り積もったブナの葉などが堆積し分厚いスポンジ層を形成しており、流れ落ちた水流が四方八方に分散するからだ。

作品の大きさ64㎝X84㎝

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