ポンポン山の福寿草

2月27日(月)ポンポン山の福寿草が見頃だという情報で、JR向日町で集合し離合困難の道路を森の案內所に向かいました。ナビの通り進んでいたつもりでしたが極端に細い農道に誘導されてウロウロ。しかし、なんとか森の案內所に着くとすでに数台の車が停まっていました。天気は快晴で風もなく気持ちの良い登山道を歩き、カマガ谷を遡行、途中ガハハの森手前から福寿草群生地に向かいました。まさに金杯。金色に輝く金箔の花びらは何度見ても感動します。

積雪量と食害について少し。積雪の多い時代は笹や下層植物は冬の間、深い雪に埋もれて生き延びていますが、温暖化で積雪が少なくなると笹や下層植物などの頭部が雪から顔を出します。そのいちばん大事な部分を鹿が齧ってしまうので笹掛が枯れ、ブナなどの2代目3代目が親木の近くで芽吹いても葉っぱを齧られ枯れてしまいます。猟師の高齢化と林道がたくさん作られることで、猟師が来ても獣たちは林道のお陰で逃げやすい環境になっています。

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